go to the river
when you feel ashamed go to the river
when you’re feeling sad go to the river
when you’re feeling blue inside, immersed and tied
when you’re feeling stuck in pain, forever
(罪の意識を感じるとき 悲しみを感じるとき 川に行け
ブルーな感情に縛られて 永遠に突き刺されるような痛みを感じるとき)
曲の冒頭は上記のように始まっている。
自分らしく人生を送るために 今すぐ川に行けば良い
川を泳ぎ、潜り、流れに身を任せれば良い
自分で抱え込んでいる価値観の中で戦うのではなく
緩やかな川の流れの中で ただ自然に経験することを信じてみれば
見えなかったものが発見できるはず
「go to the river」・・・川に行くことは、心を再生すること。
<いつも新しい命や希望を獲得し続けて行こう>という、強い願いのこもった曲なのだと思う。
<再生する心>、ヤエルが歌うと、どこかエキゾチックで、インドの川で禊をするようなイメージも浮かんでくるし、ゲンズブールの「ノワイエ」のように川を流れ、美しい異次元の世界に運ばれてゆくような不思議な感覚もある。
私の作った訳詞の書き出しは次のようである。
悲しい時 川に行こう
後ろめたい時 川に行こう
痛みが突き刺さる 胸深く
何もない自分 抱え
ため息ばかり 吐(つ)くのはやめて 川に行こう 今すぐ川に行こう
優しい風が吹き抜けて行く 川の流れに身を任せ
何処までもずっと泳いでゆこう 何処までもずっと潜ってみよう
失くした自分 取り戻すために
目下、この曲が、心地よい酩酊感の中で、頭の中を回り続けている。
Fin |