「君と旅立とう 〜con te partirò〜 」
私は原曲の「con te partirò」から受ける、清々しく力強い純愛のイメージを生かした訳詞を作ってみたいと思った。
「Time to say goodbye」はサラが歌っているためもあってか、語り手に、女性の像がどうしても出てきてしまうのだが、「con te partirò」の中で・・・あなたと一緒に出発しよう・・・と語るのは男性であってほしいと思った。
君がともす愛が 胸に広がってゆく
君の言葉 笑顔 心に降り注ぐ
命かけて愛している
こんな言葉で私の訳詞は始まる。
そして、何度も繰り返されるサビの部分の原詩と対訳はこのようである。
Con te partirò
Paesi che non ho mai
Veduto e vissuto con te
Adesso sì li vivrò
Con te partirò
Su navi per mari
Che io lo so
No no non esistono più
Con te io li rivivrò
あなたと出発しよう
今までに 見たことも訪れたこともない場所に
あなたと出発しよう
船に乗って 海を越えて もうどこにもなくなってしまった海を
あなたと一緒によみがえらせよう
この部分を私は訳詞の中で、次のように綴ってみた。
aCon te partiro`
a旅立とう 二人で
a見果てぬ世界に 夢を信じて
aCon te partiro`
a幸せの国求めて
a地図のない海に
a今 漕ぎ出す
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